水不足で都市機能停止/3日分

ひとり親+高校生が3日分そなえるとき、何がどれだけ足りないか(水不足で都市機能停止)

広告・PRを含みます

ひとり親+高校生が水不足で都市機能停止を想定して3日分そなえる場合、 もっとも足りなくなりやすいのは携帯トイレで、 必要な量は30回分です。 手持ちがない状態からの数字なので、すでに備えている分はここから引いてください。

電気は生きているのに水だけがない、という他にない状況です。給水所から自力で運ぶ手段と、水を使わずに衛生を保つ方法が中心になります。

3日分の必要数

計算式を併記しています。数字の根拠が見えない状態では判断できないためです。

項目必要数計算式
携帯トイレ30回分(5+5) × 3日
飲料水18L(3+3) × 3日
そのまま食べられる食事18食(3+3) × 3日
生活用水36L(3+3) × 3日 × 想定係数 2
仮設トイレが避難所に行き渡るまでの日数。3日以内が34パーセント、4〜7日が17パーセント、8〜14日が28パーセント、15〜30日が7パーセント、1ヶ月以上が14パーセント。最も日数を要した自治体は65日。出典は日本トイレ研究所。
仮設トイレが3日以内に届いたのは34%。最も長い自治体では65日かかった。(日本トイレ研究所『東日本大震災 3.11のトイレ』/回答29自治体)

携帯トイレを30回分そろえるなら

50回分入り 1個(50回分)で足ります 約3,680円

携帯トイレ(50回分・凝固剤と汚物袋つき)

50回分でA4の箱ひとつに収まる。置き場所を理由に数を減らす必要はない

選ぶときに見る点

凝固剤が粉末か吸水シートかを見る。粉末は低温で固まりが遅くなる。防臭袋が同梱か別売かも確認する。別売だと結局買い足すことになる。それと養生シートの枚数を回数と見比べる。50回分でもシートは10枚ということがある。保存年数は5年と15年で単価がまったく違う。凝固剤は1回分あたりの量が少ないものを避ける。水気が残ったまま捨てると、ごみ収集車の中で袋が破れる。

買って使ってみました

2026年9月に1箱買って、自宅の便器で1回使いました。箱は思っていたより小さく、倍の100回分を置いても収納の問題にはならないと感じました。凝固剤は速く、まだ温かさが残るうちに、体感で2分ほどでゼリー状になります。ただし開封したときの匂いが強い。テストだから気になりませんでしたが、断水が続いている状況でこの匂いを毎回嗅ぐのはつらいと思います。それと、中身が種類ごとに分かれているので、使う前に全部出して並べる作業が要ります。発災してから毎回これをやるのは現実的ではないので、買ったら先に開けて、取り出しやすい形に並べ替えておくことを勧めます。それと、固まるのはゼリー状までで硬くはなりません。そのまま出すと収集車の圧縮で破れることがあるので、段ボール箱に入れ新聞紙で固定して、大きなビニール袋に入れて「し尿ごみ」として出します。段ボールと新聞紙も備蓄のうちでした。

写真つきの記録を見る

気をつけること

  • 開けると薬品のような強い匂いがします。使うときはこの匂いも一緒に来ます
  • 中身が種類ごとに小分けされていて、使うには一度全部出して並べる必要があります
  • 養生シートは10枚しか入っていません(本体は50回分)
  • 凝固剤に使用期限があり、10年前後で交換が必要です
  • 固まるのはゼリー状までです。捨てるときは段ボール箱に入れないと収集車で破れます
1個をまとめて見る

金額は参考価格です。実際の価格は販売ページでご確認ください。

広告(アフィリエイトリンク)です。ほかの品目は診断の結果画面に出ます。

水不足で都市機能停止で何が起きるか

渇水は、電気もガスも通信も生きているのに、水だけがない状況です。他の災害と比べて生活の見た目は普通なのに、水回りだけが完全に止まります。この非対称さが、備えを難しくしています。

計算上、モバイル電源とカセットボンベの必要数はほぼゼロになります。かわりに生活用水が2倍まで跳ね上がります。この想定でだけ、備えるべき物の並びが大きく入れ替わります。

給水所から自力で運ぶ手段が中心になります。20Lのポリタンクは満水で20kg。手提げ式では階段を上がれないため、背負える形か、台車に載る形が要ります。一度に運べる量が、その家の生活を決めます。

水を使わずに衛生を保つ方法も、ここでは主役になります。ドライシャンプー、体拭きシート、水のいらない歯磨き。断水が3日を超えると、これらが効いてきます。

ひとり親+高校生で見落とされやすいこと

高校生になると通学範囲が市外に及ぶことがあり、帰宅困難が現実的な問題になります。徒歩で帰れる距離かどうかを、一度実際に測っておく価値があります。

自宅に戻らない選択のほうが安全な場面もあります。無理に動かず学校に留まる判断ができるよう、そこで一晩越せる装備を本人に持たせる前提で組んでいます。

この条件から決まること

想定水不足で都市機能停止

電気は生きているのに水だけがない、という他にない状況です。給水所から自力で運ぶ手段と、水を使わずに衛生を保つ方法が中心になります。

世帯ひとり親+高校生

行動範囲が広いため、帰宅できない状況を前提にしています。

自分の条件で計算し直す

住まいの形・階数・お手持ちの備え・個別のご事情を加えると、 当てはまらないものを外した結果になります。前提の数値も変更できます。
このページと診断の結果画面には、広告(アフィリエイトリンク)を含みます。

数字の出典

別の想定で見る

ほかの世帯構成で見る

98通りの一覧から探す

数では出てこないもの

必要数の計算からは出てこないが、この条件で抜けやすいものがあります。 なぜ見落とされるのかは、型ごとにまとめています。

読みもの

数だけでは伝わらないことは、note に書いています。

この結果について

この結果は、入力された条件と前提にもとづく試算です。 実際に必要な量は状況により変わります。 お住まいの自治体が公表している情報もあわせてご確認ください。