大雪で都市が封鎖/3日分

高齢のご夫婦が3日分そなえるとき、何がどれだけ足りないか(大雪で都市が封鎖)

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高齢のご夫婦が大雪で都市が封鎖を想定して3日分そなえる場合、 もっとも足りなくなりやすいのは携帯トイレで、 必要な量は38回分です。 手持ちがない状態からの数字なので、すでに備えている分はここから引いてください。

物流が止まって長引くのが特徴です。停電と同時に暖房が失われるため、電気を使わない熱源をどう持つかが最優先になります。

3日分の必要数

計算式を併記しています。数字の根拠が見えない状態では判断できないためです。

項目必要数計算式
携帯トイレ38回分(7+7) × 3日 × 想定係数 0.9
飲料水14L(2.5+2.5) × 3日 × 想定係数 0.9
そのまま食べられる食事18食(3+3) × 3日
生活用水17L(3+3) × 3日 × 想定係数 0.9
モバイル電源21,600mAh充電する端末 2台 × 3日 × 3,000mAh × 想定係数 1.2
カセットボンベ5本1日 0.5本 × 3日 × 想定係数 3
ライフラインの仮復旧までにかかった日数。電気は平均21日で最大80日、ガスは47日、下水道管は34日、上水は35日、下水処理場は86日、し尿処理場は152日。出典は日本トイレ研究所。
電気は平均21日で戻る。下水処理場は86日かかっている。流せるようになるまでが長い。(日本トイレ研究所『東日本大震災 3.11のトイレ』/回答29自治体)

携帯トイレを38回分そろえるなら

50回分入り 1個(50回分)で足ります 約3,680円

携帯トイレ(50回分・凝固剤と汚物袋つき)

50回分でA4の箱ひとつに収まる。置き場所を理由に数を減らす必要はない

選ぶときに見る点

凝固剤が粉末か吸水シートかを見る。粉末は低温で固まりが遅くなる。防臭袋が同梱か別売かも確認する。別売だと結局買い足すことになる。それと養生シートの枚数を回数と見比べる。50回分でもシートは10枚ということがある。保存年数は5年と15年で単価がまったく違う。凝固剤は1回分あたりの量が少ないものを避ける。水気が残ったまま捨てると、ごみ収集車の中で袋が破れる。

買って使ってみました

2026年9月に1箱買って、自宅の便器で1回使いました。箱は思っていたより小さく、倍の100回分を置いても収納の問題にはならないと感じました。凝固剤は速く、まだ温かさが残るうちに、体感で2分ほどでゼリー状になります。ただし開封したときの匂いが強い。テストだから気になりませんでしたが、断水が続いている状況でこの匂いを毎回嗅ぐのはつらいと思います。それと、中身が種類ごとに分かれているので、使う前に全部出して並べる作業が要ります。発災してから毎回これをやるのは現実的ではないので、買ったら先に開けて、取り出しやすい形に並べ替えておくことを勧めます。それと、固まるのはゼリー状までで硬くはなりません。そのまま出すと収集車の圧縮で破れることがあるので、段ボール箱に入れ新聞紙で固定して、大きなビニール袋に入れて「し尿ごみ」として出します。段ボールと新聞紙も備蓄のうちでした。

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気をつけること

  • 開けると薬品のような強い匂いがします。使うときはこの匂いも一緒に来ます
  • 中身が種類ごとに小分けされていて、使うには一度全部出して並べる必要があります
  • 養生シートは10枚しか入っていません(本体は50回分)
  • 凝固剤に使用期限があり、10年前後で交換が必要です
  • 固まるのはゼリー状までです。捨てるときは段ボール箱に入れないと収集車で破れます
1個をまとめて見る

金額は参考価格です。実際の価格は販売ページでご確認ください。

広告(アフィリエイトリンク)です。ほかの品目は診断の結果画面に出ます。

大雪で都市が封鎖で何が起きるか

この想定で数字が跳ね上がるのはカセットボンベです。調理だけなら1日0.5本ですが、暖房に使うと1日1.5本前後まで増えます。7日分なら16本。コンロを持っている家でも、ボンベは1〜2本しかないことがほとんどです。ここが最も大きく外れる項目になります。

気温が低いぶん、飲料水とトイレの必要数はわずかに下がります。ただし下がるのは1割程度で、暖房の増分をまったく相殺しません。「寒いから水は少なくていい」という感覚は、合計で見ると成り立ちません。

高齢のご夫婦で見落とされやすいこと

高齢のご夫婦の場合、必要数より先に「運べる重さ」で品目が決まります。2Lボトルのケースは12kg。500mlのボトルに分けたほうが総量は同じでも扱えます。

夜間のトイレ回数が増えるため、携帯トイレの必要数を1日7回で計算しています。成人の5回より4割多い数字です。ここを大人と同じで見積もると、実際には3日目で尽きます。

この条件から決まること

想定大雪で都市が封鎖

物流が止まって長引くのが特徴です。停電と同時に暖房が失われるため、電気を使わない熱源をどう持つかが最優先になります。

世帯高齢のご夫婦

重い物を運べない前提で、1回に持つ重さを抑えた形にしています。

自分の条件で計算し直す

住まいの形・階数・お手持ちの備え・個別のご事情を加えると、 当てはまらないものを外した結果になります。前提の数値も変更できます。
このページと診断の結果画面には、広告(アフィリエイトリンク)を含みます。

数字の出典

別の想定で見る

ほかの世帯構成で見る

98通りの一覧から探す

数では出てこないもの

必要数の計算からは出てこないが、この条件で抜けやすいものがあります。 なぜ見落とされるのかは、型ごとにまとめています。

読みもの

数だけでは伝わらないことは、note に書いています。

この結果について

この結果は、入力された条件と前提にもとづく試算です。 実際に必要な量は状況により変わります。 お住まいの自治体が公表している情報もあわせてご確認ください。