武力攻撃・有事/3日分
夫婦+子ども3人が3日分そなえるとき、何がどれだけ足りないか(武力攻撃・有事)
夫婦+子ども3人が武力攻撃・有事を想定して3日分そなえる場合、 もっとも足りなくなりやすいのは携帯トイレで、 必要な量は84回分です。 手持ちがない状態からの数字なので、すでに備えている分はここから引いてください。
支援がいつ来るかを読めないのが他と違う点です。想定期間を最長に取り、物資より情報と現金の確保が先に来ます。
3日分の必要数
計算式を併記しています。数字の根拠が見えない状態では判断できないためです。お子さんの年齢は小学生として計算しています。年齢帯を変えると数字が変わります。
| 項目 | 必要数 | 計算式 |
|---|---|---|
| 携帯トイレ | 84回分 | (5+5+6+6+6) × 3日 |
| 飲料水 | 44L | (3+3+2+2+2) × 3日 × 想定係数 1.2 |
| そのまま食べられる食事 | 45食 | (3+3+3+3+3) × 3日 |
| 生活用水 | 45L | (3+3+3+3+3) × 3日 |
| モバイル電源 | 21,600mAh | 充電する端末 2台 × 3日 × 3,000mAh × 想定係数 1.2 |
| カセットボンベ | 2本 | 1日 0.5本 × 3日 × 想定係数 0.6 × 世帯係数 1.5 |
武力攻撃・有事で何が起きるか
武力攻撃を想定した備えが他と違うのは、支援がいつ来るか読めないことです。地震なら数日で自衛隊が入りますが、この想定では前提が置けません。だから想定日数を最長に取り、期間で押し切る形になります。
物資より先に必要なのが、情報と現金です。通信が制限される可能性があるため、電池式のラジオが実用的な意味を持つのはこの想定です。キャッシュレスが使えない前提で、小額紙幣と小銭を分けて持つ必要もあります。
屋内退避が基本になるため、外に出る装備より、家の中で長く持ちこたえる構成に寄せています。飲料水を1.2倍にしているのは、外から補給できない期間が長引くことを見込んでのことです。
この想定は、他の6つと比べて起こる確率が読めません。ただし備える中身は他の災害と大きく重なるため、専用に何かを買い足すというより、想定期間を伸ばして数を増やす形になります。
夫婦+子ども3人で見落とされやすいこと
子ども3人になると、必要な量が一箇所に収まらなくなります。飲料水だけで7日分なら100Lを超え、2Lボトルで50本以上。押し入れ一段では足りません。
分散して保管するのが前提になりますが、そうすると「どこに何があるか」を家族が把握していないと使えません。置き場所を紙に書いて冷蔵庫に貼る、くらいの単純な方法が現実的です。
この条件から決まること
支援がいつ来るかを読めないのが他と違う点です。想定期間を最長に取り、物資より情報と現金の確保が先に来ます。
量が多く一箇所に置けません。分散して保管する前提で組んでいます。
住まいの形・階数・お手持ちの備え・個別のご事情を加えると、 当てはまらないものを外した結果になります。前提の数値も変更できます。
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数字の出典
- 経済産業省は1人1日5回(7日で35回分)を目安としています(経済産業省「災害時のトイレ、どうする?(携帯トイレの備蓄)」/2026-08-28 参照) 同じ数値は神奈川県「携帯トイレを備蓄しましょう」でも案内されています。
- 農林水産省の家庭備蓄ガイドにもとづく(1人1日3Lが目安)(農林水産省「家庭備蓄ポータル」/2026-08-28 参照)
- 環境省は、ペット用の救援物資が届くまで時間がかかるため「少なくとも5日分(できれば7日分以上)」としています(環境省「人とペットの災害対策ガイドライン」/2026-08-29 参照)
- 上記以外の区分(乳幼児・小学生・高齢者・要介護)の1人1日あたりの値は、 編集部の推定です。画面上でも公的な数値と分けて表示しています。
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この結果について
この結果は、入力された条件と前提にもとづく試算です。 実際に必要な量は状況により変わります。 お住まいの自治体が公表している情報もあわせてご確認ください。