見落としの型E
季節・時間帯で変わる
通年のリストには書けない。
広告・PRを含みます
ポータブル電源(500Wh級)
スマホだけでなく、扇風機・電気毛布・照明まで動く。夏と冬の停電では意味がまったく変わる
なぜ見落とされるか夏と冬の停電では、扇風機や電気毛布が動くかどうかで生死が変わる。モバイルバッテリーでは足りないことが想定されていない。選ぶときに見る点
Wh(容量)と定格出力W の両方を見る。動かしたい家電の消費電力が定格を超えると使えない。長く置くならリン酸鉄タイプ。家電によっては正弦波でないと動かない。
気をつけること
- 高額です。他がひととおり揃ってから検討する順番になります
- 本体が5〜7kgあり、持って避難するものではありません
- 半年ごとに充電しないと劣化します
カセットコンロ(カセットガス3本つき)
ボンベだけあってもコンロがなければ火は使えない。持っていない家は、まずここから
なぜ見落とされるかボンベだけ買い足す人は多いが、本体を持っていない家があることが前提から抜けている。選ぶときに見る点
風防があるかと、ヒートパネル搭載かを見る。低温だとボンベの圧が下がって火力が落ちる。ボンベは同じメーカーで揃える。
気をつけること
- 屋内で長時間使う場合は換気が必要です
- ボンベの規格が合わないと使えないため、本体と同じメーカーのものを足していくのが無難です
カセットガスストーブ
停電と同時に暖房が失われる。電気を使わずに部屋を暖められるのは、実質これだけ
なぜ見落とされるか停電と同時に暖房が失われる。電気を使わない熱源を持っているかどうかが、通年のリストには書かれない。選ぶときに見る点
暖房できる広さの表示を見る。狭い一室ぶんが基本で、家全体は暖まらない。転倒時消火装置と、ボンベ1本あたりの連続燃焼時間も確認する。
気をつけること
- 一酸化炭素中毒の危険があります。1時間に1〜2回の換気が必須です
- ボンベの消費が速く、連続運転では1日2〜3本使います
- 暖房能力は狭い一室ぶんです。家全体は暖まりません
寝袋・アルミブランケット
暖房を焚き続けられない時間帯をこれで越す。燃料を使わずに体温だけ守れる
なぜ見落とされるか暖房を焚き続けられない時間帯がある。燃料を使わずに体温だけ守る手段が、寒冷地以外では想定されない。選ぶときに見る点
「最低使用温度」ではなく「快適使用温度」を見る。最低使用温度は死なない温度であって、眠れる温度ではない。収納サイズも置き場所と照らす。
気をつけること
- アルミブランケットは音が大きく、寝ている間は気になります
- 寝袋はかさばり、人数分だと収納を圧迫します
充電式ファンと冷却剤
電気が止まった部屋で唯一動かせる冷却手段。最上階と高層階ほど効いてくる
なぜ見落とされるか夏の停電はエアコン停止と同じ。室温は数時間で外気温を超える。防災リストは通年で書かれるため、季節ごとの主役が入れ替わることが書かれない。選ぶときに見る点
連続稼働時間と、モバイルバッテリーから給電できるかを見る。停電下では専用充電器しか使えない製品は動かせない。
気をつけること
- 扇風機は室温そのものを下げません。汗の蒸発を助けるだけです
- 冷却剤は冷凍庫が使えないと再利用できません
着圧ソックスと車中泊用マット
車中泊を選ぶなら、寝る姿勢を平らにできるかどうかが命に関わる。防災用品として売られていない
なぜ見落とされるか車中泊そのものは語られるのに、同じ姿勢で寝続けて血栓ができることは語られない。地震後の関連死として実際に報告されている。選ぶときに見る点
着圧の強さ(hPa)が表示されているものを選ぶ。マットは厚み4cm以上ないと、車のシートの段差を吸収できない。
気をつけること
- マットは車種によって収まりません。実際に敷いて確かめる必要があります
- 着圧ソックスは長時間の着用に向かないものもあります
いくつ要るかは、世帯構成と日数で変わります。必要数を計算する