大雪で都市が封鎖/3日分

夫婦+子ども1人が3日分そなえるとき、何がどれだけ足りないか(大雪で都市が封鎖)

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夫婦+子ども1人が大雪で都市が封鎖を想定して3日分そなえる場合、 もっとも足りなくなりやすいのは携帯トイレで、 必要な量は44回分です。 手持ちがない状態からの数字なので、すでに備えている分はここから引いてください。

物流が止まって長引くのが特徴です。停電と同時に暖房が失われるため、電気を使わない熱源をどう持つかが最優先になります。

3日分の必要数

計算式を併記しています。数字の根拠が見えない状態では判断できないためです。お子さんの年齢は小学生として計算しています。年齢帯を変えると数字が変わります。

項目必要数計算式
携帯トイレ44回分(5+5+6) × 3日 × 想定係数 0.9
飲料水22L(3+3+2) × 3日 × 想定係数 0.9
そのまま食べられる食事27食(3+3+3) × 3日
生活用水25L(3+3+3) × 3日 × 想定係数 0.9
モバイル電源21,600mAh充電する端末 2台 × 3日 × 3,000mAh × 想定係数 1.2
カセットボンベ5本1日 0.5本 × 3日 × 想定係数 3
ライフラインの仮復旧までにかかった日数。電気は平均21日で最大80日、ガスは47日、下水道管は34日、上水は35日、下水処理場は86日、し尿処理場は152日。出典は日本トイレ研究所。
電気は平均21日で戻る。下水処理場は86日かかっている。流せるようになるまでが長い。(日本トイレ研究所『東日本大震災 3.11のトイレ』/回答29自治体)

携帯トイレを44回分そろえるなら

50回分入り 1個(50回分)で足ります 約3,680円

携帯トイレ(50回分・凝固剤と汚物袋つき)

50回分でA4の箱ひとつに収まる。置き場所を理由に数を減らす必要はない

選ぶときに見る点

凝固剤が粉末か吸水シートかを見る。粉末は低温で固まりが遅くなる。防臭袋が同梱か別売かも確認する。別売だと結局買い足すことになる。それと養生シートの枚数を回数と見比べる。50回分でもシートは10枚ということがある。保存年数は5年と15年で単価がまったく違う。凝固剤は1回分あたりの量が少ないものを避ける。水気が残ったまま捨てると、ごみ収集車の中で袋が破れる。

買って使ってみました

2026年9月に1箱買って、自宅の便器で1回使いました。箱は思っていたより小さく、倍の100回分を置いても収納の問題にはならないと感じました。凝固剤は速く、まだ温かさが残るうちに、体感で2分ほどでゼリー状になります。ただし開封したときの匂いが強い。テストだから気になりませんでしたが、断水が続いている状況でこの匂いを毎回嗅ぐのはつらいと思います。それと、中身が種類ごとに分かれているので、使う前に全部出して並べる作業が要ります。発災してから毎回これをやるのは現実的ではないので、買ったら先に開けて、取り出しやすい形に並べ替えておくことを勧めます。それと、固まるのはゼリー状までで硬くはなりません。そのまま出すと収集車の圧縮で破れることがあるので、段ボール箱に入れ新聞紙で固定して、大きなビニール袋に入れて「し尿ごみ」として出します。段ボールと新聞紙も備蓄のうちでした。

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気をつけること

  • 開けると薬品のような強い匂いがします。使うときはこの匂いも一緒に来ます
  • 中身が種類ごとに小分けされていて、使うには一度全部出して並べる必要があります
  • 養生シートは10枚しか入っていません(本体は50回分)
  • 凝固剤に使用期限があり、10年前後で交換が必要です
  • 固まるのはゼリー状までです。捨てるときは段ボール箱に入れないと収集車で破れます
1個をまとめて見る

金額は参考価格です。実際の価格は販売ページでご確認ください。

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大雪で都市が封鎖で何が起きるか

大雪は、他の災害と時間の流れが違います。地震のように一瞬で壊れるのではなく、道路が閉じたまま日数だけが積み上がります。物流が止まるので、スーパーの棚は2日で空になります。停電が重なると、そこから暖房が失われます。

この想定で数字が跳ね上がるのはカセットボンベです。調理だけなら1日0.5本ですが、暖房に使うと1日1.5本前後まで増えます。7日分なら16本。コンロを持っている家でも、ボンベは1〜2本しかないことがほとんどです。ここが最も大きく外れる項目になります。

気温が低いぶん、飲料水とトイレの必要数はわずかに下がります。ただし下がるのは1割程度で、暖房の増分をまったく相殺しません。「寒いから水は少なくていい」という感覚は、合計で見ると成り立ちません。

豪雪地帯では、除雪が追いつかず数日単位で孤立する集落が毎冬出ています。灯油の配送も止まるため、電気にも灯油にも依存しない熱源を1つ持っておくかどうかで、家の中の温度が変わります。屋内で燃焼器具を使う場合は、1時間に1〜2回の換気が必須です。

夫婦+子ども1人で見落とされやすいこと

子どもが1人の場合、量そのものより「その子が使えるか」で品目が決まります。大人が使う前提の携帯トイレは、小さい子には座面が高すぎて使えないことがあります。

年齢帯によって必要数が大きく変わるのもこの構成の特徴です。乳幼児のおむつ交換は1日8回で計算していますが、小学生なら6回、中高生なら大人と同じ5回になります。診断で年齢を選ぶと数字が入れ替わります。

この条件から決まること

想定大雪で都市が封鎖

物流が止まって長引くのが特徴です。停電と同時に暖房が失われるため、電気を使わない熱源をどう持つかが最優先になります。

自分の条件で計算し直す

住まいの形・階数・お手持ちの備え・個別のご事情を加えると、 当てはまらないものを外した結果になります。前提の数値も変更できます。
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数字の出典

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数では出てこないもの

必要数の計算からは出てこないが、この条件で抜けやすいものがあります。 なぜ見落とされるのかは、型ごとにまとめています。

読みもの

数だけでは伝わらないことは、note に書いています。

この結果について

この結果は、入力された条件と前提にもとづく試算です。 実際に必要な量は状況により変わります。 お住まいの自治体が公表している情報もあわせてご確認ください。