河川の氾濫/3日分

単身赴任が3日分そなえるとき、何がどれだけ足りないか(河川の氾濫)

広告・PRを含みます

単身赴任が河川の氾濫を想定して3日分そなえる場合、 もっとも足りなくなりやすいのは携帯トイレで、 必要な量は11回分です。 手持ちがない状態からの数字なので、すでに備えている分はここから引いてください。

予測できる災害なので、備蓄より「いつ動くか」の判断材料が先に要ります。被害の中心は浸水そのものより、水が引いた後の泥と衛生です。

3日分の必要数

計算式を併記しています。数字の根拠が見えない状態では判断できないためです。

項目必要数計算式
携帯トイレ11回分5 × 3日 × 想定係数 0.7
飲料水9L3 × 3日
そのまま食べられる食事9食3 × 3日
生活用水11L3 × 3日 × 想定係数 1.2
モバイル電源7,200mAh充電する端末 1台 × 3日 × 3,000mAh × 想定係数 0.8
仮設トイレが避難所に行き渡るまでの日数。3日以内が34パーセント、4〜7日が17パーセント、8〜14日が28パーセント、15〜30日が7パーセント、1ヶ月以上が14パーセント。最も日数を要した自治体は65日。出典は日本トイレ研究所。
仮設トイレが3日以内に届いたのは34%。最も長い自治体では65日かかった。(日本トイレ研究所『東日本大震災 3.11のトイレ』/回答29自治体)

携帯トイレを11回分そろえるなら

50回分入り 1個(50回分)で足ります 約3,680円

携帯トイレ(50回分・凝固剤と汚物袋つき)

50回分でA4の箱ひとつに収まる。置き場所を理由に数を減らす必要はない

選ぶときに見る点

凝固剤が粉末か吸水シートかを見る。粉末は低温で固まりが遅くなる。防臭袋が同梱か別売かも確認する。別売だと結局買い足すことになる。それと養生シートの枚数を回数と見比べる。50回分でもシートは10枚ということがある。保存年数は5年と15年で単価がまったく違う。凝固剤は1回分あたりの量が少ないものを避ける。水気が残ったまま捨てると、ごみ収集車の中で袋が破れる。

買って使ってみました

2026年9月に1箱買って、自宅の便器で1回使いました。箱は思っていたより小さく、倍の100回分を置いても収納の問題にはならないと感じました。凝固剤は速く、まだ温かさが残るうちに、体感で2分ほどでゼリー状になります。ただし開封したときの匂いが強い。テストだから気になりませんでしたが、断水が続いている状況でこの匂いを毎回嗅ぐのはつらいと思います。それと、中身が種類ごとに分かれているので、使う前に全部出して並べる作業が要ります。発災してから毎回これをやるのは現実的ではないので、買ったら先に開けて、取り出しやすい形に並べ替えておくことを勧めます。それと、固まるのはゼリー状までで硬くはなりません。そのまま出すと収集車の圧縮で破れることがあるので、段ボール箱に入れ新聞紙で固定して、大きなビニール袋に入れて「し尿ごみ」として出します。段ボールと新聞紙も備蓄のうちでした。

写真つきの記録を見る

気をつけること

  • 開けると薬品のような強い匂いがします。使うときはこの匂いも一緒に来ます
  • 中身が種類ごとに小分けされていて、使うには一度全部出して並べる必要があります
  • 養生シートは10枚しか入っていません(本体は50回分)
  • 凝固剤に使用期限があり、10年前後で交換が必要です
  • 固まるのはゼリー状までです。捨てるときは段ボール箱に入れないと収集車で破れます
1個をまとめて見る

金額は参考価格です。実際の価格は販売ページでご確認ください。

広告(アフィリエイトリンク)です。ほかの品目は診断の結果画面に出ます。

河川の氾濫で何が起きるか

水害は、事前に分かる数少ない災害です。だから備蓄より先に「いつ動くか」を決めておくほうが効きます。自宅がハザードマップのどの色に入っているか、垂直避難で足りるのか、それとも早めに出る必要があるのか。この判断が決まっていないと、備蓄があっても使う場所を間違えます。

被害の中心は、浸水そのものより水が引いた後です。床上まで来た家は、泥の掻き出しと消毒に数週間かかります。この期間に必要なのは非常食ではなく、厚手の手袋・長靴・防塵マスク・消毒剤です。片付けの装備を持っている家はほとんどありません。

生活用水の必要量を1.2倍にしているのは、泥を落とす水が要るためです。飲む水より、洗う水のほうが先に足りなくなります。

車を持っている場合、地下や立体の駐車場は水没の可能性があります。避難手段として車を数えられるかどうかが、家ごとに変わります。

単身赴任で見落とされやすいこと

単身赴任の場合、備蓄が二拠点に必要になります。赴任先で被災するか、自宅の家族が被災するかで、必要なものがまったく変わります。

優先すべきは連絡手段です。通信が混雑すると音声通話はつながりませんが、災害用伝言ダイヤルとメッセージアプリは比較的通ります。どの手段で、どのタイミングで連絡を取るかを家族と決めておくことが、備蓄より先に来ます。

この条件から決まること

想定河川の氾濫

予測できる災害なので、備蓄より「いつ動くか」の判断材料が先に要ります。被害の中心は浸水そのものより、水が引いた後の泥と衛生です。

世帯単身赴任

赴任先と自宅の二拠点で備える必要があります。優先は連絡手段です。

自分の条件で計算し直す

住まいの形・階数・お手持ちの備え・個別のご事情を加えると、 当てはまらないものを外した結果になります。前提の数値も変更できます。
このページと診断の結果画面には、広告(アフィリエイトリンク)を含みます。

数字の出典

別の想定で見る

ほかの世帯構成で見る

98通りの一覧から探す

数では出てこないもの

必要数の計算からは出てこないが、この条件で抜けやすいものがあります。 なぜ見落とされるのかは、型ごとにまとめています。

読みもの

数だけでは伝わらないことは、note に書いています。

この結果について

この結果は、入力された条件と前提にもとづく試算です。 実際に必要な量は状況により変わります。 お住まいの自治体が公表している情報もあわせてご確認ください。