見落としの型A
数量の見落とし
持ってはいるが、必要な量に対して圧倒的に足りない。

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携帯トイレ(50回分・凝固剤と汚物袋つき)
50回分でA4の箱ひとつに収まる。置き場所を理由に数を減らす必要はない
なぜ見落とされるか経産省は1人7日で35回分としているのに、市販の防災セットに入っているのは多くて5回分。「持っている」と「足りている」が最も遠い品目。選ぶときに見る点
凝固剤が粉末か吸水シートかを見る。粉末は低温で固まりが遅くなる。防臭袋が同梱か別売かも確認する。別売だと結局買い足すことになる。それと養生シートの枚数を回数と見比べる。50回分でもシートは10枚ということがある。保存年数は5年と15年で単価がまったく違う。凝固剤は1回分あたりの量が少ないものを避ける。水気が残ったまま捨てると、ごみ収集車の中で袋が破れる。
買って使ってみました
2026年9月に1箱買って、自宅の便器で1回使いました。箱は思っていたより小さく、倍の100回分を置いても収納の問題にはならないと感じました。凝固剤は速く、まだ温かさが残るうちに、体感で2分ほどでゼリー状になります。ただし開封したときの匂いが強い。テストだから気になりませんでしたが、断水が続いている状況でこの匂いを毎回嗅ぐのはつらいと思います。それと、中身が種類ごとに分かれているので、使う前に全部出して並べる作業が要ります。発災してから毎回これをやるのは現実的ではないので、買ったら先に開けて、取り出しやすい形に並べ替えておくことを勧めます。それと、固まるのはゼリー状までで硬くはなりません。そのまま出すと収集車の圧縮で破れることがあるので、段ボール箱に入れ新聞紙で固定して、大きなビニール袋に入れて「し尿ごみ」として出します。段ボールと新聞紙も備蓄のうちでした。
写真つきの記録を見る気をつけること
- 開けると薬品のような強い匂いがします。使うときはこの匂いも一緒に来ます
- 中身が種類ごとに小分けされていて、使うには一度全部出して並べる必要があります
- 養生シートは10枚しか入っていません(本体は50回分)
- 凝固剤に使用期限があり、10年前後で交換が必要です
- 固まるのはゼリー状までです。捨てるときは段ボール箱に入れないと収集車で破れます
凝固剤の単体追加パック
袋は手持ちのゴミ袋で代用できる。凝固剤だけ買い足すほうが1回あたりは安い
なぜ見落とされるか袋と凝固剤はセット売りが基本なので、凝固剤だけ買い足せることが知られていない。1回あたりの単価は半分近くになる。選ぶときに見る点
1回あたりの使用量が明記されているものを選ぶ。袋が付かない商品は、手持ちのポリ袋が洋式便器にかかる大きさか先に確かめる。
気をつけること
- 袋は別に用意する必要があります
- 袋と凝固剤のサイズが合わないことがあります
長期保存水(2L×6本ケース)
保存期間が5〜7年あるので、入れ替えの手間が生活のなかで発生しない
なぜ見落とされるか3日分で計算をやめてしまう。断水は1週間続くことがあり、その差が20L以上になる。選ぶときに見る点
保存年数(5年・7年・15年)で単価が変わる。乳児がいる家庭は硬度も見る。開封後に飲みきれないことを考えると、2Lより500mLの本数が多い方が実際には減らせる。
気をつけること
- 1ケース12kg。運ぶ人と置き場所が要ります
- 2Lボトルは開封後に持ち歩けません。500mlも併用したほうが実用的です
レトルトごはん(7年保存・調理不要)
調理も水も要らない。断水中と車の中でそのまま食べられるのは、この形だけ
なぜ見落とされるか非常食は買ってあるが、その多くが水かお湯を注ぐ形。断水中と車の中では食べられないことに、買った時点では気づかない。選ぶときに見る点
「加熱不要」「そのまま食べられる」と明記されているかを見る。湯煎と書いてあるものは、断水と停電が重なると使えない。
気をつけること
- 購入ページで食数(6・12・24・36食)を選びます。ここでは12食セットとして計算しています
- 1食230gと重く、アルファ米よりかさばります
- アルファ米や麺類より1食あたりの単価が高くなります
モバイルバッテリー(20,800mAh)
1個持っている人は多いが、家族分の端末を数日ぶん賄える容量ではないことが多い
なぜ見落とされるか1個は持っている。ただし家族分の端末を数日ぶん賄える容量ではない。必要mAhを計算した人がほとんどいない。選ぶときに見る点
mAhではなく、Wh表記と出力Wを見る。スマホ以外を動かすならPD対応が要る。保管したまま置くので、自己放電の少ないリン酸鉄タイプが向く。
気をつけること
- 保管したままだと自然放電します。年に数回は充電が要ります
- 容量表記のうち、実際に取り出せるのは6〜7割です
カセットボンベ(3本パック)
コンロは持っていてもボンベが1〜2本、という家が多い。調理に暖房が加わると消費が跳ね上がる
なぜ見落とされるかコンロは持っていてもボンベは1〜2本。暖房に使うと1日1.5本前後まで増えるという計算がされていない。選ぶときに見る点
コンロやストーブと同じメーカーで揃える。規格が違うと保証の対象外になる。ボンベには使用期限(製造からおよそ7年)がある。
気をつけること
- 使用期限がおおむね7年です
- 高温になる場所に置けないため、車内やベランダには保管できません
生活用水タンク(20L・折りたたみ)
備蓄の計算が飲料水だけで終わっている家が多い。手洗い・食器・体拭き・トイレの流し水はここから出る
なぜ見落とされるか備蓄の計算が飲料水で終わっている。手洗い・食器・体拭き・トイレの流し水の分が丸ごと抜けている。選ぶときに見る点
コック付きかどうかと、水を入れたときに自立するかを見る。自立しないタイプは1人で持てない。畳んだときの厚みも確認する。
気をつけること
- 折りたたみ式は自立しにくく、注ぐときに支えが要ります
- 水を入れたままにできないため、断水の前に汲む判断が必要です
いくつ要るかは、世帯構成と日数で変わります。3問で計算する / 98通りの一覧から探す
