見落としの型A
数量の見落とし
持ってはいるが、必要な量に対して圧倒的に足りない。
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携帯トイレ(50回分・凝固剤と汚物袋つき)
1回あたりの単価で選ぶ。3回入りの防災セット付属品を足していくより、まとめて買うほうが安い
なぜ見落とされるか経産省は1人7日で35回分としているのに、市販の防災セットに入っているのは多くて5回分。「持っている」と「足りている」が最も遠い品目。選ぶときに見る点
凝固剤が粉末か吸水シートかを見る。粉末は低温で固まりが遅くなる。防臭袋が同梱か別売かも確認する。別売だと結局買い足すことになる。保存年数は5年と15年で単価がまったく違う。
気をつけること
- かさばるため、まとまった収納場所が要ります
- 凝固剤に使用期限があり、10年前後で交換が必要です
凝固剤の単体追加パック
袋は手持ちのゴミ袋で代用できる。凝固剤だけ買い足すほうが1回あたりは安い
なぜ見落とされるか袋と凝固剤はセット売りが基本なので、凝固剤だけ買い足せることが知られていない。1回あたりの単価は半分近くになる。選ぶときに見る点
1回あたりの使用量が明記されているものを選ぶ。袋が付かない商品は、手持ちのポリ袋が洋式便器にかかる大きさか先に確かめる。
気をつけること
- 袋は別に用意する必要があります
- 袋と凝固剤のサイズが合わないことがあります
長期保存水(2L×6本ケース)
保存期間が5〜7年あるので、入れ替えの手間が生活のなかで発生しない
なぜ見落とされるか3日分で計算をやめてしまう。断水は1週間続くことがあり、その差が20L以上になる。選ぶときに見る点
保存年数(5年・7年・15年)で単価が変わる。乳児がいる家庭は硬度も見る。開封後に飲みきれないことを考えると、2Lより500mLの本数が多い方が実際には減らせる。
気をつけること
- 1ケース12kg。運ぶ人と置き場所が要ります
- 2Lボトルは開封後に持ち歩けません。500mlも併用したほうが実用的です
レトルトごはん(7年保存・調理不要)
調理も水も要らない。断水中と車の中でそのまま食べられるのは、この形だけ
なぜ見落とされるか非常食は買ってあるが、その多くが水かお湯を注ぐ形。断水中と車の中では食べられないことに、買った時点では気づかない。選ぶときに見る点
「加熱不要」「そのまま食べられる」と明記されているかを見る。湯煎と書いてあるものは、断水と停電が重なると使えない。
気をつけること
- 購入ページで食数(6・12・24・36食)を選びます。ここでは12食セットとして計算しています
- 1食230gと重く、アルファ米よりかさばります
- アルファ米や麺類より1食あたりの単価が高くなります
モバイルバッテリー(20,800mAh)
1個持っている人は多いが、家族分の端末を数日ぶん賄える容量ではないことが多い
なぜ見落とされるか1個は持っている。ただし家族分の端末を数日ぶん賄える容量ではない。必要mAhを計算した人がほとんどいない。選ぶときに見る点
mAhではなく、Wh表記と出力Wを見る。スマホ以外を動かすならPD対応が要る。保管したまま置くので、自己放電の少ないリン酸鉄タイプが向く。
気をつけること
- 保管したままだと自然放電します。年に数回は充電が要ります
- 容量表記のうち、実際に取り出せるのは6〜7割です
カセットボンベ(3本パック)
コンロは持っていてもボンベが1〜2本、という家が多い。調理に暖房が加わると消費が跳ね上がる
なぜ見落とされるかコンロは持っていてもボンベは1〜2本。暖房に使うと1日1.5本前後まで増えるという計算がされていない。選ぶときに見る点
コンロやストーブと同じメーカーで揃える。規格が違うと保証の対象外になる。ボンベには使用期限(製造からおよそ7年)がある。
気をつけること
- 使用期限がおおむね7年です
- 高温になる場所に置けないため、車内やベランダには保管できません
生活用水タンク(20L・折りたたみ)
備蓄の計算が飲料水だけで終わっている家が多い。手洗い・食器・体拭き・トイレの流し水はここから出る
なぜ見落とされるか備蓄の計算が飲料水で終わっている。手洗い・食器・体拭き・トイレの流し水の分が丸ごと抜けている。選ぶときに見る点
コック付きかどうかと、水を入れたときに自立するかを見る。自立しないタイプは1人で持てない。畳んだときの厚みも確認する。
気をつけること
- 折りたたみ式は自立しにくく、注ぐときに支えが要ります
- 水を入れたままにできないため、断水の前に汲む判断が必要です
いくつ要るかは、世帯構成と日数で変わります。必要数を計算する