水不足で都市機能停止/3日分
高齢者おひとりが3日分そなえるとき、何がどれだけ足りないか(水不足で都市機能停止)
高齢者おひとりが水不足で都市機能停止を想定して3日分そなえる場合、 もっとも足りなくなりやすいのは携帯トイレで、 必要な量は21回分です。 手持ちがない状態からの数字なので、すでに備えている分はここから引いてください。
電気は生きているのに水だけがない、という他にない状況です。給水所から自力で運ぶ手段と、水を使わずに衛生を保つ方法が中心になります。
3日分の必要数
計算式を併記しています。数字の根拠が見えない状態では判断できないためです。
| 項目 | 必要数 | 計算式 |
|---|---|---|
| 携帯トイレ | 21回分 | 7 × 3日 |
| 飲料水 | 8L | 2.5 × 3日 |
| そのまま食べられる食事 | 9食 | 3 × 3日 |
| 生活用水 | 18L | 3 × 3日 × 想定係数 2 |
水不足で都市機能停止で何が起きるか
渇水は、電気もガスも通信も生きているのに、水だけがない状況です。他の災害と比べて生活の見た目は普通なのに、水回りだけが完全に止まります。この非対称さが、備えを難しくしています。
計算上、モバイル電源とカセットボンベの必要数はほぼゼロになります。かわりに生活用水が2倍まで跳ね上がります。この想定でだけ、備えるべき物の並びが大きく入れ替わります。
給水所から自力で運ぶ手段が中心になります。20Lのポリタンクは満水で20kg。手提げ式では階段を上がれないため、背負える形か、台車に載る形が要ります。一度に運べる量が、その家の生活を決めます。
水を使わずに衛生を保つ方法も、ここでは主役になります。ドライシャンプー、体拭きシート、水のいらない歯磨き。断水が3日を超えると、これらが効いてきます。
高齢者おひとりで見落とされやすいこと
おひとり暮らしの高齢者の場合、備蓄よりも先に「無事が外から分かるか」を置いています。物が十分あっても、倒れていることに誰も気づかなければ意味がありません。
電球型のセンサーや、点灯・消灯が家族に見える仕組みは、本人が何も操作しなくても成立します。備える側が離れて暮らしている場合、これが最初に置くものになります。
この条件から決まること
電気は生きているのに水だけがない、という他にない状況です。給水所から自力で運ぶ手段と、水を使わずに衛生を保つ方法が中心になります。
備蓄より先に、外から安否を確認できる手段を置いています。
住まいの形・階数・お手持ちの備え・個別のご事情を加えると、 当てはまらないものを外した結果になります。前提の数値も変更できます。
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数字の出典
- 経済産業省は1人1日5回(7日で35回分)を目安としています(経済産業省「災害時のトイレ、どうする?(携帯トイレの備蓄)」/2026-08-28 参照) 同じ数値は神奈川県「携帯トイレを備蓄しましょう」でも案内されています。
- 農林水産省の家庭備蓄ガイドにもとづく(1人1日3Lが目安)(農林水産省「家庭備蓄ポータル」/2026-08-28 参照)
- 環境省は、ペット用の救援物資が届くまで時間がかかるため「少なくとも5日分(できれば7日分以上)」としています(環境省「人とペットの災害対策ガイドライン」/2026-08-29 参照)
- 上記以外の区分(乳幼児・小学生・高齢者・要介護)の1人1日あたりの値は、 編集部の推定です。画面上でも公的な数値と分けて表示しています。
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この結果について
この結果は、入力された条件と前提にもとづく試算です。 実際に必要な量は状況により変わります。 お住まいの自治体が公表している情報もあわせてご確認ください。