42℃が1週間続く/3日分
一人暮らしが3日分そなえるとき、何がどれだけ足りないか(42℃が1週間続く)
一人暮らしが42℃が1週間続くを想定して3日分そなえる場合、 もっとも足りなくなりやすいのは携帯トイレで、 必要な量は14回分です。 手持ちがない状態からの数字なので、すでに備えている分はここから引いてください。
実質は電力の問題です。需給が逼迫して停電した瞬間に、室温が命に関わる高さまで上がります。高層階と最上階ほど不利になります。
3日分の必要数
計算式を併記しています。数字の根拠が見えない状態では判断できないためです。
| 項目 | 必要数 | 計算式 |
|---|---|---|
| 携帯トイレ | 14回分 | 5 × 3日 × 想定係数 0.9 |
| 飲料水 | 14L | 3 × 3日 × 想定係数 1.5 |
| そのまま食べられる食事 | 9食 | 3 × 3日 |
| 生活用水 | 11L | 3 × 3日 × 想定係数 1.2 |
| モバイル電源 | 13,500mAh | 充電する端末 1台 × 3日 × 3,000mAh × 想定係数 1.5 |
42℃が1週間続くで何が起きるか
猛暑は、実質的に電力の災害です。気温そのものではなく、需給が逼迫して停電した瞬間に危険になります。エアコンが止まると、室温は数時間で外気温を超えます。特に最上階と高層階は、屋根と壁からの蓄熱で夜になっても下がりません。
飲料水の必要量を1.5倍にしているのは、発汗量が増えるためです。ただし水だけを大量に飲むと血中の塩分が薄まるので、経口補水液や塩分を摂れるものを併せて置く必要があります。
電源の必要量も1.5倍にしています。充電式の扇風機を回すだけで、スマホの何倍も電力を使うためです。この想定では、モバイルバッテリーよりポータブル電源のほうが現実的な選択肢になります。
熱源が要らないので、カセットボンベの必要数はゼロです。かわりに冷却の手段が要ります。この入れ替わりが、猛暑を他の災害と分ける点です。
一人暮らしで見落とされやすいこと
一人暮らしの備蓄でいちばん外しやすいのは、量そのものではなく「自分ひとりで動かせるか」です。2Lのペットボトルを6本入りのケースで買うと12kgになります。玄関からキッチンまで運べるか、棚の上に上げられるか。持てない重さで買うと、置いた場所から動かせません。
給水所まで受け取りに行く場面も、代わりに行ってくれる人がいない前提で考える必要があります。手提げのポリタンクは20Lで20kg。実際には背負える形でないと、階段や坂道で運べません。
この条件から決まること
実質は電力の問題です。需給が逼迫して停電した瞬間に、室温が命に関わる高さまで上がります。高層階と最上階ほど不利になります。
誰も運びに来ない前提で、自分ひとりで動かせる重さに収めています。
住まいの形・階数・お手持ちの備え・個別のご事情を加えると、 当てはまらないものを外した結果になります。前提の数値も変更できます。
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数字の出典
- 経済産業省は1人1日5回(7日で35回分)を目安としています(経済産業省「災害時のトイレ、どうする?(携帯トイレの備蓄)」/2026-08-28 参照) 同じ数値は神奈川県「携帯トイレを備蓄しましょう」でも案内されています。
- 農林水産省の家庭備蓄ガイドにもとづく(1人1日3Lが目安)(農林水産省「家庭備蓄ポータル」/2026-08-28 参照)
- 環境省は、ペット用の救援物資が届くまで時間がかかるため「少なくとも5日分(できれば7日分以上)」としています(環境省「人とペットの災害対策ガイドライン」/2026-08-29 参照)
- 上記以外の区分(乳幼児・小学生・高齢者・要介護)の1人1日あたりの値は、 編集部の推定です。画面上でも公的な数値と分けて表示しています。
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この結果について
この結果は、入力された条件と前提にもとづく試算です。 実際に必要な量は状況により変わります。 お住まいの自治体が公表している情報もあわせてご確認ください。